1993-12-03 第128回国会 衆議院 予算委員会 第7号
○畑国務大臣 こういうお答えをさせていただきたいと思いますけれども、いわゆる予約限度数量、大体六百万トン前後というものがございます。それに対して、今四百万トン弱集荷をされておる。単純計算では二百万トンぐらいではないかという中にございまして、来年の早場米等々の問題を考えますと、その二百万トンからどの程度減るかという流動的な要素もある。
○畑国務大臣 こういうお答えをさせていただきたいと思いますけれども、いわゆる予約限度数量、大体六百万トン前後というものがございます。それに対して、今四百万トン弱集荷をされておる。単純計算では二百万トンぐらいではないかという中にございまして、来年の早場米等々の問題を考えますと、その二百万トンからどの程度減るかという流動的な要素もある。
また、やみ米との関連ですが、これは要望ですが、政府に売り渡すべき米穀に関する政令第一条に基づいて予約限度数量というものが設定されておりますが、これは要するに個々の農家に割り当てをされるわけでありますが、これは行政指導に当たるかどうかわかりません。ただ、他用途米は限度数量の中に入っていないということで伺っております。
それから、限度数量に見合ういわゆる販売農家を対象にして米価の算定をしろというお話でございますけれども、先ほども申し上げましたように、予約限度数量につきましては六百六十三万トンということになってございます。
食管法第三条の規定についてでありますけれども、すなわち食管法第三条一項においては「米穀ノ生産者ハ命令ノ定ムル所ニ依り其ノ生産シタル米穀ニシテ基本計画ニ依り政府ノ管理スベキモノトセラレタル米穀ノ数量ヲ基礎トシテ政令ヲ以テ定ムルモノ」、この政令で定めるものということは予約限度数量であって、平成二年産米においては六百六十三万トンですよね。
食管制度におきましては、食管法上のもとで、予約限度数量の範囲であれば生産者の希望する数量を政府に売り渡すことが可能であるわけでございます。
○政府委員(浜口義曠君) ただいま先生が、六十一年から六十三年までの具体的ないわゆる予約限度数量と集荷の実績の差をお話しになられましたけれども、数字としては仰せのとおりでございます。
次に、元年産米の新潟県の予約限度数量は五十四万トンでございまして、また集荷数量は、平成二年四月末現在、最新のデータで政府米、自主流通米、超過米含めまして五十万トンという数字になっております。なお、農家の飯米数量について、食糧庁の生産者の米穀現在高等調査によりますと、これは推計でございますが、平成元米穀年度で約七万トンでございます。 数字的には以上でございます。
○一井淳治君 先ほどのお話によりますと、予約限度数量は余りやみ米の発生とは関係ないようでございますが、しかし予約限度数量を余り減らしていくと、やはり自由米拡大効果が発生するのではないかというふうな気がいたしますので、平成元年度産米は前年度に比べますと三千五百五十一トン、平成二年度産米は前年度に比べて五万九千七十五トンと大幅に予約限度数量が減っておりますけれども、自由米を拡大するようなことがないように
そういった場合には、予約限度数量の範囲内におきましては私ども政府が買い入れる、言うなれば先ほど御説明しておりますように、政府は価格の下支えという機能を持っているわけでございますから、農家の方々が自主流通米に売るか、政府米に売るかということを考えた場合に、政府米の方がいいということであればそういう条件のもとで私どもは買っていかなきゃいかぬだろう、そういうふうに思っているところでございます。
しかし、予想収量というものがある程度わかった上で、来年度の予約限度数量等そういうものについてはひとつ考えなければならぬ、その際は生産者、生産者団体そして行政一体となって考えねばならぬ、こういうことで申し上げているわけでございます。 なお、立ったついでに恐縮でございますが、先ほどあきたこまちの例を引き合いに出されました。
○諫山博君 もともと他用途利用米というのは、生産者が予約限度数量を超えて生産した場合の例外的な措置ではないかという点はどうですか。
今の食糧管理法では、予約限度数量、これは具体的には生産者と政府と契約する形になると思いますけれども、生産者は予約限度数量内の米を主食用として政府に売り渡す法律上の義務がある、政府としてはこれを買い入れる法律上の責任がある、これが食糧管理法の大原則であって、他用途利用米をどうするかというのはいわば例外的な措置だと思います。
○諫山博君 食糧管理法に基づいて予約限度数量内の米は生産者が政府に売り渡さなければならない、これは法律上の義務です。私は、それを超えて米が生産された場合に他用途利用米として処理されるという制度は結構だと思います。これには賛成です。
被害の激甚な農家につきましては、予約限度数量の範囲内において主食用に転用する等の慎重な取り扱いについて、政府側の検討を求めるものでございます。 さらに、本年の冷害にかんがみまして、六十四年度におきます水田農業確立対策に基づく転作目標面積の設定なり、あるいは需給均衡対策についてでございます。
第二点として、他用途利用米の予約取り消しを認めまして、これを予約限度数量までは通常米として売り渡しできるような措置をしてもらいたいという要望が出ております。政府自身、昨年安く 買った他用途利用米を主食用に転用して販売しているという事実に照らしましても、農民に転用を認めないというのは筋が通らないと思いますが、この点についてぜひ実現してもらいたい。これも簡単な御答弁をお願いします。
そしてこの二つの措置をとって水田農業確立対策の実施期間中に在庫数量が非常に過大になるというふうに見込まれる場合においては翌年度の予約限度数量を一定数量減じて、その分、転作目標面積をふやす、こういう基本方針を決定をいたしておるわけでございます。 ただいま水谷先生からお尋ねの中にも述べられておりますように、先般発表されました作柄、まだ第一回目の調査でございます。
しかしながら、まだ予約限度超過米の集荷状況は必ずしも十分ではないというふうに考えられるところがございますし、本年産米につきまして、作柄等によって予約限度数量を超える超過米がかなり発生するというような場合には不正規流通が増大をするおそれもござ、いますので、集荷活動の活性化によります適正集荷の確保を図るという観点から、六十年産米から行ってまいりました特別集荷制度の見直し検討を内部的にも行い、そしてまた関係
どの程度の影響になるかといえば、政府米、昨年買い入れ価格トン当たり三十一万円、自主流通米は推定でトン当たり三十五万円として、平均でトン当たり三十三万円で、ことしの予約限度数量六百九十三万トンを掛けてみますと、約二兆三千億円になるわけです。その二兆三千億円の五・九五%マイナスということになりますと、約一千四百億円、米販売額に対して収入が減ると、こういう状況です。
○国務大臣(加藤六月君) おっしゃるとおり、食糧管理法は昭和十七年に制定されたものでございますが、その後米の需給緩和等の事情の変化に即応しまして、昭和四十四年に自主流通制度の創設、昭和四十六年に予約限度数量制度の創設等を行ってきました。
六十二年度につきましては、これまでの経緯等にかんがみ良して農業者の自主的な御希望によります自主転作ということで実施していただいておるわけでございますが、六十三年度以降につきましては予約限度数量が配分される予定であること等から、この転作の取り扱いについては私ども検討いたさなければならないわけでございますけれども、これにつきましては今後沖縄県の稲作あるいは転作の状況等を踏まえまして、沖縄県御当局とも十分御相談
新聞紙上で承知いたしておりますけれども、その内容は詳細に承知をいたしておりませんし、私どもがそういうことを考えているということではございませんので、そのことを一つ申し上げておきたいと思いますのと、もう一つは、自主調整保管と申しますのは、やはり三度の過剰米処理を何としても避けなければいけない、それから自主流通米の安定的な価格形成というのにもむしろ役に立つ、そしてまた、豊凶の差というものを転作面積とか予約限度数量
それをもとにして予約限度数量も設定をする、こういうことになっておるわけでございます。しかし、御指摘のように豊作によってそれをオーバーする米が出てまいることも当然あるわけでございます。御案内のとおり超過米ということでございますけれども、こういうものにつきましては流通ルートを特定いたしまして、米の流通に混乱のないような形で流通をさせるということになっているわけでございます。
○後藤政府委員 今の食管制度におきましては、御案内のとおり、政府の管理すべき米穀というものが米穀の基本計画のもとになっておりまして、それに基づいて予約限度数量の総量が決まるということになっております。
今お話のございましたような、大幅な不作が生じたというような場合には、できるだけ転作面積とか予約限度数量というものは大きく振れないことが望ましいわけでございますけれども、計画生産量の変更によりまして対応することも可能であろうというふうに思っておるわけでございます。
この政府が管理すべき米穀というものが予約限度数量のもとになっておるわけでございまして、それと米の潜在能力との関係から転作等面積が出てくるという意味におきましては、食管法との間に一定の関係はあると思っております。
それから米の需給事情を考慮いたしまして、昭和四十六年からでございますか、予約限度数量というものを設けまして、政府の買い入れ数量にも一定の限度を設けておるわけでございます。
今、いわゆる予約限度数量を超えている超過米は、自主流通米で見込みでどのくらいですか。——私の方で調べてありますので申し上げます。三十五万九千ですか。
それを予約限度数量ですか、これを七百八十万トンでやりますと、五千四百六十億円の損失額になる。あるいは、集荷実績数量八百十一万トンを一俵二万二千五百九十八円の値段でもし買ったとすれば、これでもう五千六百七十七億円になると思うんです。そうですね。